テント日誌4月22日(火) 経産省前テントひろば955日目、商業用原発停止219日目

テント日誌 4月22日(火)特別版 経産省前テントひろば955日目 商業用原発停止219日

 川内原発再稼働反対現地行動参加に向けた決意を固める首都圏・関東レベルでの集会についての打ち合わせ会のご案内 ■ 原子力規制委員会は3月13日、九州電力川内原発を最優先させて適合審査を行うことを決定しました。安倍内閣は4月11日、民主党政権が2012年に決めた原発ゼロの基本方針を全く無視する新エネルギー基本計画を閣議決定しました。そして川内原発を再稼働させることで、それを全国の原発再稼働に繋ぎ、彼らのエネルギー計画を実行していこうとしています。もちろん、3年前の東電福島原発事故はまだ続 いており、何も問題は解決していないのです。   ■ 安倍内閣はまた今国会で、憲法解釈をもって集団的自衛権を可能とする閣議決定を行おうとしています。原発推進、集団的自衛権、TPPなどについて、国民大多数が反対しているにもかかわらず、国会での多数の力を背景に強引に進める手法は我が国憲政史上でもまれに見る極めて反動的な事態です。   ■ 川内原発再稼働が全国の原発再稼働の突破口となるのは明らかです。川内原発の再稼働に反対する具体的闘いは、原発に反対し原発再稼働に反対する全国的な声、その運動を川内原発に集中する、全国的な闘いとならなければなりません。「川内原発再稼働反対首都圏総決起集会(仮称)」は、川内原発再稼働阻止の現地行動(鹿児島あるいは薩摩川内市)を具体的に呼び掛けるための、東京ないし首都圏・関東における決起集会をイメージしています。   ■ この集会の意義は、川内原発再稼働反対の現地行動に参加する者、これを財政的に支援する者の決意を固めることにあります。q川内原発再稼働反対の現地 闘争に参加する決意を固めること、これを内外に示すこと、川内現地での闘いに参加する財政的支援問題について広く協力を呼びかけよう、というものです。川内原発再稼働に反対する全九州レベル、また関西レベルでの準備も進んでいます。この集会に向けて、原発に反対する全ての人々、団体・グループの代表の皆様による「打ち合わせ」の会を下記の要領で行いたいと思います。

     記 首都圏総決起集会のための打ち合わせ会  日 時:2014年4月28日(月) 19時~21時  場 所:たんぽぽ舎「スペースたんぽぽ」(水道橋下車、ダイナミックビル4階)  打ち合わせ会の呼び掛け:経産省前テントひろば   (連絡先:090-3919-0604、070-6473-1947)

  4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

テント日誌4月21日(月) 経産省前テントひろば954日目、商業用原発停止218日目

テント日誌 4月21日(月)特別版 経産省前テントひろば954日目 商業用原発停止218日

  テント日誌への投稿から…

 最近出版された角川の新書判 城南信用金庫理事長の吉原毅著「原発ゼロでも日本経済は再生する」を読みました。この本を読む限り、その本気度が良く解ります。

 かつてチェルノブイリ原発過酷事故後、「脱原発法制定署名」運動がありました。当時「ビックカメラ」も「脱原発なんだって」と云う噂が流れた。事の真相は解らなったけれど、私は実業の世界からも「脱原発」を志向する人々がいる、ただそれだけで勇気付けられた、学生時代からこうゆう事は色々ある。デモ帰りの私たちにラーメン屋のおやじがサービスしてくれたり、 飲み屋のママが学生ガンバレと一杯おごってくれたり、そんなささやかな事に感激したりして、世間っていいなと思たりした。

  城南信用金庫の脱原発を当初私は金融の世界の中で「原発は経済合理主義に照らして も利に合わない」から原発再稼働に反対してるもの、再生エネルギーの転換こそ新たな市場の開拓を志向しているものとの認識だった。この範囲の反・脱原発であっても歓迎したいと思っていた。だがそんな薄ペラなものではなかった。

 この本の過半は単なる「脱原発読本」ではない。多くのページは信用金庫=協同組合<協同思想>をポジティブに展開し、事業として東日本の被災地に赴き、福島に赴き、協同思想の原点に立ち返り脱原発の確固たる一塁を築きあげようとする意志がある事は読みとけます。

 曰く、株式会社信用銀行に成り下がっていいのかと。

 4大学共闘・テントの運動に於いても尊敬すべき優秀な地域生協出身者はおります。運動へのカンパ等の貢献や生協組合への影響の行使はすばらいしものがあります。し かし失礼ながら協同思想の原点への立ち返り、とういう点はいかがなものでしょうか。

 今の所外部の者の無い物ねだりでしょう。しかし勿体ない事は事実です。 さて、細川―小泉 都知事選の総括ではたんぽぽ舎で行われた海渡さん、河合両弁護士の総括討論会に参加した。内容は雑誌「世界」とほほ同じだった。参加者の発言の中で宇都宮さんを支持していた方から「細川―小泉を支持するなんて転向だ」という発言もあった。 私はいたたまれずに発言した。「原発立地地域ではこの45年間、推進(保守)対反対(革新)の対立構造は牢固なものになり、3・11を経過しても多くの地域住民は無関心なものになっている。このコンクリート化している状況の中、新たに参戦した保守の動きに注目しない総括はありえない。転向というレッテル貼りは、永年反対運動を現地で行っている人々を含めた運動への冒涜だ」と述べた。

 私は「反・脱原発運動は左翼の専売特許ではない」と思っています。3・11以降今日まで反・脱原発運動は広く国民運動まで広がっている。かかる時、細川―小泉という保守の登場とその意味する所を直感的にも、まっとうに評価できるのはBUND系の人々しかいないのではないかと思います。 (反乱のダイナミズムを企革する又は追体験できると云う意味で。)左翼はこうした広範な人々の雑多な動き、カオス的動きにこそ全力でぶつかり、支援し、その向こうにはじめて自らの思想を豊富化出来るのではないでしょうか。これは釈迦に説法ですかね…(米山創)

4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛  

テント日誌4月20日(日) 経産省前テントひろば953日目、商業用原発停止217日目

テント日誌 4月20日(日) 経産省前テントひろば953日目 商業用原発停止217日

昼に招かれざる客、夜に福島の悲鳴を聞く

日曜の午後、招かれざる客がいきなりどど~っとやって来て、 テントに貼ってあるものを剥がしたり、経産省のプレートをガンガン蹴飛ばしたり、責任者出て来おいと怒鳴りだした。 Mさんほか二人の男性が対応した。私は少し離れて黙って後ろを向いてじっと固まっていた。少ししてからEさんが自転車でやって来た。 「原発はいいと思わないけど、今すぐ止められないだろ~、え~? 代替はとうすんだよぉ、答えろよ~。 風力はよぉ、東北から関西までの海岸線を全部埋め尽くさなきゃ電力賄えないんだよぉ、電磁波とかの問題もあるだろがぁ。だいたいよぉ、国有地に勝手に建てんじゃねぇよ、許可取ってからやれよ。オレ達だってちゃんと許可取ってやってんだよぉ、…………」 警察が来たら、『また来よう』と言い残して引き上げた。
(K.A)

夜、数人で食事をしていると、福島からYさんが来て話し込んだ。 ● 仮設住宅で多くの自殺者が出ている。 ● 土地を汚染されると農業も牧畜もできず、海を汚されると漁業もなりたたない。 ● 私たちは棄民されている。 ● のほほーんと贅沢に電気を使っている東京人に怒りを覚える。 ● 東電に、経産省に、国会に、放射能汚染がれきを持ってこないと分からないか。 ● イチエフ事故が2度、3度と起こらないと分からないか。 ● このままではまた原発事故が起こってしまう。 ● 沖縄の傷みが良く理解できるようになった。 と厳しい話が夜中まで続いた。 秘密保護法、武器輸出、原子力協定、集団的自衛、原発再稼働と、民の意向を全く無視して悪政に邁進する安倍政権が、最近の世論調査では未だに過半数の支持を得ている現実。 何とか変えたい。
(K.M)

    4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

テント日誌4月19日(土) 経産省前テントひろば952日目、商業用原発停止216日目

テント日誌 4月19日(土) 経産省前テントひろば952日目 商業用原発停止216日

テントでの雑感 テントの日常風景から

木曜日 テント前で立ち止まり展示を熱心に眺めていた青年が居た。反原発の人かと思ってチラシをお渡ししようとしたら、ためらいながら「原発推進派なんです」と言う。何故ですか?と聞いたら、原発は安いでしょ、地熱発電や風力発電を作るにはお金が掛かり電気代があがるからと…  福島原発で働いていた知り合いが居るけれど、原発の危険性をマスコミが騒ぎすぎだと話していたと言う。私の知識を集めて原発が決して安くないこと、何故私たちが反対しているかなどを説明してチラシを受け取っていただいた。 エネルギー基本計画には「原子力は運転コストが低く変動も少なく需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源」とあるのですよね。それを読んだら原発は必要と思ってしまうかもしれません。私の説明判ってくれたら良いけれど…   土曜日 今日はやたら警官が周辺を通る。オバマ大統領の訪日を控えて特別の警備らしい。あと数日したら星条旗が翻るのだろう!

 時々群馬から来てくれる男性、横浜で開かれる岩上さんの集会に行く前に寄ってくれた。いつもテントのことを気にかけてくださって感謝!午前中にベラルーシュからの訪問客があったそうだ。メッセージを書いたたくさんの折鶴のプレゼントが置かれていた。

 国立から来た車椅子の親子が寄ってくださりカンパしてくださった。わざわざカンパを届けて下さった女性もいた。午後陽がかげり風が冷たく春は何処へと言う感じになったので失礼して帰途に! (I.K)

4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)   

テント日誌4月18日(金) 経産省前テントひろば951日目、商業用原発停止215日目

テント日誌 4月18日(金) 経産省前テントひろば951日目 商業用原発停止215日

テント裁判(第6回口頭弁論)に参加してください

金曜日も午前中はさしたることもない。外は小雨もちらつき結構寒いのでテント内から外を眺めている。時折、テントに近づいて興味を示す人には資料を渡し言葉を交わす。挨拶程度の事しかできないが、笑顔で「頑張ってください」というのが返ってくる。そんな人が何人かいたが、また、近辺をウォークで通りすがりのグループにはテントを知っていた人がいて少し親密に話かけられた。 経産省などの人が昼飯時でゾロゾロとテント前を通る頃から、テントの人も増え始める。今日は官邸前行動の日であるから、夕方になればそれなりの人も集まってくるのだろうが、僕は他の事もあってテントを辞した。というわけで、取り立てて報告すべきこともないが、二つのことを書いて置きたい。一つは4月23日(水)14時からのテント裁判第6回口頭弁論のことである。もう一つは少し前の新聞で見た細川・小泉の動きについてである。

 テント裁判も第6回口頭弁論に入る。そして本格的な占有をめぐる論議になる。かいつまんでいえば。淵上・正清の二人が占有していると訴えられてことに対して、占有(占拠)にはもっと多くの人がいるのだということだ。これはテントの存在、テントによる占拠の性格をめぐることに関わるものでもある。過日、台湾の学生たちが一カ月にわたって台湾立法院を占拠し、中台サービス協定に反対する直接民主主義的行動をとった。 僕らの経産省前テント行動も規模はともかくその精神は違ってはいない。国民の直接民主主義的な意志表示であり、行動なのである。台湾の場合はろくな審議もせずに中台サービス協定の批准を進めようとしたことへの抗議であり、僕らは国民の意向を無視した原発政策を進めようとしている経産省への抗議で在り、異議申し立てだ。 これの一端が今、裁判という形でも争われているのである。こちらは5回の口頭弁論が終わり、その第6回回目を迎えている。この裁判もいよいよこの経産省前の広場の占拠をめぐる問題に入る。その目的や意図などが占有をめぐる議論の中で展開されるのである。裁判は4月23日(水)の14時からであるが、傍聴への参加を訴えておきたい。

13時東京地裁前抗議集会、14時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他) 。

過日(4月15日)の朝日新聞は細川・小泉の二人の元総理が再度タッグを組んで脱原発に動きだすと報じていた。一般社団法人「一般エネルギー推進会議」を設立して政府のエネルギー政策や原発再稼動の動きに対抗して行くと報じていた。これは川内原発を突破口にした再稼動の動きに対するものでもあり。大飯原発再稼動時にはなかったことであり、おおきな力として期待されるものといって過言ではない。 民主党の腰が定まらないだけでなく、前回の大飯原発再稼動時に彼らが推進側だったことを想起すればなおさらのことと思える。実際のところは彼らが動きやその力は未知数ではあるが、僕は積極的に彼らの行動を支援したいと思う。そして提携もして行きたいと思っている。彼らの力が大きな役割を果たすのなら、僕らが支援に回り、彼らの運動を支える側に立ってもいいと思っているのである。 ここで想起されることがある。都知事選のことである。散発的にではあるが、その総括をめぐる議論も散見するが。やはり、いい機会だから彼らとの関係(提携)も含めた彼らの動きに対する議論をしておくべきだろうと思う。再稼動に反対運動が盛り上がり出した段階でまたつまらない批判を持ちだして運動を分裂させ、混乱させることなだを生まないためである。都知事選の総括と思われるものを見る時に、気になるのは宇都宮氏を支持した面々と見られる人の、細川氏を支持した側に対する批判である。 一例をあげれば細川氏を支持し、候補の一本化を呼びかけた鎌田さん等への批判である。彼には根強い反共思想があるとか、彼の統一の呼び掛けがピントはずれのものであるとかなどがある、こうして批判を見ていて思うのは批判する側は一番重要なことが分かっていないか故意に無視しているように思えてならない。 脱原発の運動と党派性(政治性)の問題である。僕は再三にわたって述べてきたが、脱原発―反原発運動における政治性(敵と味方の線引き)は従来の階級的―体制論的なものではだめで、そこから脱して左右の枠組みから出てなされなければならないと主張してきた。現今の脱原発―反原発運動には従来の政治的枠組みが残っていてそれが運動の広がりや発展を阻害している、と語ってきた。 これは脱原発―反原発の運動には旧来の政治的立場を持ち込んではならないということの自覚だが、そこのところの重要性を隠蔽しているのだ。既得権利害(独占支配も含めた)に立つ推進派に対して、脱原発―反原発派はオールという立場に立たなければならないし、その可能性があるのにそれを妨害してはならない。 オール沖縄という言葉がるが、オール脱原発―反原発という事を目指さなければならないし、そこでは細川―小泉の脱原発は信用できないとか、著名人を集めても仕方がないなんて言ってはならないのだ。運動の足を引っ張るしかない批判なんて一利もないのである。細川や小泉たちの動きについてはいろいろの評価があるのだと思う。それなら、今の段階でその議論を重ねておくべきだろうと思う。都知事選に関連させてもいいし、そうでなくてもいいが、再稼動時の運動に混乱をもたらさないために議論をしておくことは大切ではないか。僕もこの機会あればこの議論に付き合いたい。 現在の脱原発―反原発の運動はこうした政治性(党派性)を克服して、オール脱原発―反原発ということに運動を広げて行く問題と、原発問題を僕らの原存在に関わるものとして思想的に深めていくべきことがある、この二つは僕らの現在的課題である。この一つは関門として細川や小泉の評価があるように思う。この点での議論を深めよう。 (三上治)

5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

テント日誌4月17日(木) 経産省前テントひろば950日目、商業用原発停止214日目

テント日誌 4月17日(木)特別版 経産省前テントひろば950日目 商業用原発停止214日

【テント外伝・・・・7】 共同体の復権を巡って―山村貴輝

共同体の復権を目指す運動は過去から現在まで様々に試行錯誤している。そもそも、共同体とは何か、と言う根源的な問いはあるが、それについて明確な答えはない。だから、共同体と言う用語は好いように適当に使われている。例えば、村落共同体とか氏族共同体とか、あるいは家族共同体とかと言う具合に極めていい加減である。 これも一つの例だが、現在のような「家族」と言うものは1950年代になり、小家族制度(実は制度でも何でもないのだが)と言われる家族が作為的に作られた。その刷り込みが政治的になされており、近代・近世・中世・古代・原始‥社会にも恰も存在していたかのように喧伝されている。

しかし、つい最近まで現在のような家族と言うものはなかった。例えば、下村湖人の代表作である「次郎物語」に出てくる「2階の叔父さん」とは「長子相続」の大家父長制の枠内に組み込まれつつも、そこからはみ出した存在であり「軍に入隊」するか、「労働者・小作人として賃労働」に就くか、それができない場合「部屋住み」「厄介者」として「家に縛られる」存在であった。それが、実際に最近まで存在していたのだ。 また、そこにおける「家族」とは国家を支える基本的・基盤的システムであり、現在日帝安倍政権が「介護の面倒は家族で見る」と言う反動的な施策もこの中に包括的に取り込まれている。これについて結論的に言うならば、国家と言うものが擬制的共同体であり、それを支える家族と言うものも最小単位の擬制的共同体である。 これを、「愛情」だとか「義務」だとかで修飾しているにすぎず、さらに各種の宗教的理念でもって固定概念化そのものとして強化しているに過ぎないのだ。この擬制的大家族制と言うシステムは、〈本家〉と〈分家〉に分かれており、本家が主導する「封建的体制」であることも忘れてはいけない。これは、商売でも〈暖簾分け〉と言う形で適用されていたし、今なお存在している。

日帝安倍政権の反動性は、この擬制的共同体が恰も自然な共同体であり、人類が生きるために編み出したものだ、と言うペテン的な位置づけをしているところにある。さらにこの、擬制的共同体は「支配体制がそれぞれの時代に合わせて上から作り上げたもの」であることを意図的に隠蔽していることある。 例えば、おそらく「古代」から形を変えつつ最近まで維持されていた一定の集団において「子供の成長過程に準じた教育的共同体」である「子供集団」「青年集団」「女子集団」と言う「生活共同体の基礎的構造」の破壊と、それと裏腹に「国家支配による学校教育の強制」とも密接に関連しているのだ。

ここで問題とされるのは【「古代」から形を変えつつ最近まで維持されていた一定の集団において】と言うことだろう。これにはここで問題そのものを理論的に展開する余裕はないが以下の点を確認しておこう。

●人は群れで生活していた。それは〈バンド〉と呼ばれる人類の最小単位集団である。

●この、〈バンド〉は家族構成ではなく性差・年齢差における分割はあったし、集団を統括する統治的な権力的組織機能を有していた。その、権力的組織機能は「階層化社会」と認識してよい。

●また、その集団内における生業を分業で行うことも類人猿集団の観察から確認されており、人もまたそうだったと思われる。

●そして、その集団を維持するために強制的な「規範・規制」が機能しており、富の分配もこの「規範・規制」の枠内でなされた。したがって、それ自体が「無原則的平等社会=原始共産主義的社会」を否定することである。そして、この「集団社会」の維持は「規範・規制」と言う権力的なシステムにくわえて、「儀礼・儀式」と言うセレモニーが有効に機能していたのだ。

●だが、その一方でここで言う「集団社会」とは、その「集団社会」を外部の自然的・社会的脅威から防衛し、「集団生活を維持する」ための「集団的暴力を組織」していたことも強く指摘しておきたい。

●しかし、農耕・牧畜社会へ変化する時、階級社会へと変化して行くことで、今まで維持されてきた「集団社会」のシステムは、支配者階級により破壊・解体されるか、あるいは「見えにくい形で残存」して社会の基底構造になるのか、と言う選択を常に問われることになる。そして、それは現在に至る。

以上である。

また、日帝は1938年に「国家総動員法」を発動した。このことにより、列島内の全ての人が戸籍に縛りつけられた。台湾や半島の植民地でも適用されたが、列島内ほど徹底したものではなかった。つまり、それ以前に存在していた無宿人や浮浪者も形としては存在していないもの、とされたのだ。列島内に存在していた「山の民・川の民・海の民」も戸籍に入れられた。もちろん、彼らの文化も破壊された。国家総動員法自体は1945年の敗戦で、法律としては否定されたが一旦破壊された集団的紐帯や、文化的復権は困難である。しかし、それは決して不可能なことではない。

そしてそれは今私たちに強く問われており、原発事故と言う従来の擬制的な社会関係を内部から決定的に崩壊させると共に、人民に対して苦痛と犠牲を伴いつつ人間本来の「集団関係の復権」を求める闘いが開始されたのだ。その闘い自体が「復権を求める闘い」として意志的に共有はされてなくても、原発を取り囲む構造の解隊闘争とて開始されている。 如何にしてそこに、「復権に向けた可能性を見出すのか」このことが闘いのポイントであるのだ。私たちは絶望の淵に立ちながら(それ故に「絶望を希望」に変革して)、この人類の歴史を「前史と後史」に分ける壮大な展望をイメージしようではないか。また、喜んでこの闘いに踊り込んでいこうではないか。(この項続く) (2014.4.17)

4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時)

13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  テント裁判も第6回目の口頭弁論に入ります。傍聴記などでお知らせの通り、5回目からは占有と占有人をめぐる問題に入ってきました。国側の選定した占有人は淵上太郎と正清太一の二人であるが、これがテントの実際とかけ離れたものであり、間違いであることは明瞭です。テントは多数の市民によって維持されてきたのです。多数の市民の維持によって2年半もおろか、3年近くになろうとしているのです。この事態を二人の占有に帰せしめようとする国側の方針との対決の局面に裁判は入ります。これまでの5回と変わらず、6回目の口頭弁論にも多くのみなさんの参加をお願いします。

5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

テント日誌4月13日(日) 経産省前テントひろば946日目、商業用原発停止210日目

テント日誌 4月13日(日)
経産省前テントひろば946日目 商業用原発停止210日

久しぶりにルイちゃんをつれて… 今日は暫らくお仕事で来られなかったMさんがルイちゃん(愛犬)を連れて来てくださった。料理大好きの彼女がソーセージやトマトの入った珍しいケーキと白菜の漬物の炒め物、大根の皮の酢漬けなど差し入れて下さった。美味しかった。

 テントの周辺の木々の緑は日に日に鮮やかになってきたが、今日のテントは薄ら寒く膝掛けが必要なくらいだった。まだしばらく不安定な天候が続くのでしょうか。

 昼過ぎ毎日来てくださるSさんがたくさんの荷物を抱えてやってきた。彼女は「おかあさんなぜ東京には原発がないの?」と言う判りやすいチラシを通りがかりの人に手渡ししていた。何となく受け取る人も居たが、拒否する人も…みんなの思いはさまざまですね。座り込んでの会話は私たちの思いが届かない政権に対する怒りでした。

 そんな中でも信号機に巣作りをしている雀さんたちを観察する楽しみを味わい。観光バスからのエールに救いを見出す一日でした。雀さんの数は2週間ぐらい前からチョット減ってきたようです。多いときは40羽くらい集まったのに今日など半分ぐらいしか来ない。暖かくなって虫など自然のえさを見つけられるようになったのでしょうか? だとしたら喜ばしいことですね。

 4時近く泊まりの人が来てくださったので私は帰途に!   (I・K)

11日朝、安倍政権は「エネルギー基本計画」を閣議決定した。  年末から年始のパブコメの結果を長らく隠しておき、2月25日に政府原案の発表と同日にやっとパブコメ結果を公表し、8割近くが脱原発を訴えた1万9千件の「国民」の意見を無視して、原発を「ベースロード電源」と位置付けた。 そして、その後の資源エネルギー庁と与党との協議では、資源エネルギー庁の担当課長が、再生可能エネルギー導入の数値目標の明記を求められ「できません」と拒否した、サイクルになっていない核燃料サイクル図に固執している、など資源エネルギー庁の横暴が伝えらえる。 結局、安倍内閣と資源エネルギー庁は、パブコメ意見も多くの識者の意見も自民党内の反対意見も無視して、原発は重要なベースロード電源、規制基準に適合した原発は再稼働を進める、ことを決めた。原発依存度は可能な限り低減とあるが、「可能な限り」はやらないで済ませる官僚用語だそうだ。原発輸出も含めて許しがたい。 イチエフ事故の責任を経産省も資源エネルギー庁も自公政権もとっていない。既に、日本は原発ゼロで210日に達した。原発が安全だ、安い、原発が無いと電力が足りない、は全て嘘であった。資源エネルギー庁はこの嘘の釈明もせず責任もとらずに、今回の「エネルギー基本計画」で嘘の上塗りをした。 テントひろばから見える経産省ビル別館にある資源エネルギー庁に強い怒りを覚える。

 一方、原子力規制委員会は、川内原発を優先審査して、イチエフの汚染水対策が全く絶望的な状況であるにもかかわらず、合計11サイト19基の原発再稼働に邁進している。経産省前テントひろばも呼びかけ団体として参加する再稼働阻止全国ネットワークの次の抗議行動に多数の参集を期待する。 (K.M)

○抗議行動(4月16日昼、規制委前) 「九州電力川内原発再稼働やめろ4.16規制委前抗議行動」 日時:4月16日(水)12時~13時 場所:六本木ファーストビル(原子力規制委員会入居)前  (http://www.nsr.go.jp/nra/map.html )  港区六本木1丁目9番9号   東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分 主催:再稼働阻止全国ネットワーク  http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry    メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp  TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記) (東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け) 協力:原子力規制を監視する市民の会   http://kiseikanshishimin.jimdo.com/    @kanshi_chu

○4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  テント裁判も第6回目の口頭弁論に入ります。傍聴記などでお知らせの通り、5回目からは占有と占有人をめぐる問題に入ってきました。国側の選定した占有人は淵上太郎と正清太一の二人であるが、これがテントの実際とかけ離れたものであり、間違いであることは明瞭です。テントは多数の市民によって維持されてきたのです。多数の市民の維持によって2年半もおろか、3年近くになろうとしているのです。この事態を二人の占有に帰せしめようとする国側の方針との対決の局面に裁判は入ります。これまでの5回と変わらず、6回目の口頭弁論にも多くのみなさんの参加をお願いします。

○4月16日(水)17時30分~19時30分(緊急院内集会) 参議院議員会館講堂 川内原発の火山リスクと再稼動審査                    講演者 井村隆介(鹿児島大学大学院理工学研究所准教授:火山学) 主催:川内原発の火山リスクを考える集会実行委員会 5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

テント日誌4月11日(金) 経産省前テントひろば944日目、商業用原発停止208日目

テント日誌 4月11日(金) 経産省前テントひろば944日目 商業用原発停止208日

官邸前金曜行動も再度の高まりの兆候が見える

 財務省の庭にある八重桜を残して、テント周辺の桜は見事に葉桜になった。と、同時にテントの後ろの欅はいつの間やら若葉に変わっている。つい先ごろまでは、裸木の細い枝には雀が群がり、餌を催促していたが、目にも鮮やかな葉がついている。本当にいつの間にか、不思議な思いにとらわれもする。 ついでに日比谷公園まで足を延すとこちらでは草木が花を咲かせている。日比谷公園に向かう道端だって人知れず小さな草草が咲いていてこころを和ましてくれる。段々と花の名前もおぼつかなくなってきていて、家で調べるかと思ったりするが我が家に図鑑があるわけでもないのでそうは行かない。 日本人が草花に寄せた思いをその言葉とともに考えたりするが、それよりか僕は草花に戯れたた少年期を思いだすが、いずれにしてもしばらく楽しみだ。  前回のテント日誌で電力業界や政府の原発への固執は何だと書いたところ、メールで核兵器に対する執着があるのでは、という指摘をいただいた。これは核の平和利用の背後で日本の国家権力者が秘かに抱いてきたものであり、今回の福島原発の事故で表に出されようとしてきたことだが、いつの間にか議論としては消えてしまっている。 マスメディアの意識的な対応もあるが、僕らが意識的に提示して行くべきことだと思う。政府は事故を一過的なものとして、それ以前に戻ろうとしているが、僕らはそれを許してはならないのであり、現に進行している事故を見つめ、時には事故当時に立ち返り認識を深めることで対抗しなければならない。 再稼動を準備する政府や原子力ムラ―マフィアに対する闘いを準備しつつ、僕らはまた、原発の存在を人間の原存在と関わる形での問い詰めが要請されているのだと思う。  この点でいえば、脱原発―反原発運動はその深めかたという点で停滞にあるのか、といういらだちを感じている。この深まりにおいて権力や体制と根源的に対峙して行く地平に歩み出しえていないのではという疑念が自己の問いかけのうちにある。権力や体制と政治的にだけではなく、存在的に対決しえる場所に進みえていない。  これは僕らの主体の中の停滞であって、それに対するいらだちがある。石牟礼道子さんが水俣病に対して展開していたことをあらためて読み直したりしているのだが、なおさらその思いが強まっている。 原発という存在が人間の原存在とぶっかる問題であることを深めていくことが出会っていることの困難性は、それこそ現在という歴史の困難性なのだろうが、そこに出て行かないけない。この面で福島の事故直後に提起されたものはいろいろあったが、現在その提起や問いは停滞していると思える。  今日は官邸前金曜行動の日だから、いつもよりテントを訪れる人も多い。椅子に座りながら談笑をしていたが、夕方からは「サーカスはリヤカーに乗って」というパフォーマンスが行われていた。リヤカーを引いた二人の男女がテント前で芸を披歴してくれたのであるが、楽しくテント前では拍手喝さいである。群馬県の「沢入サーカス学校」(サーカスや大道芸の訓練所)の生徒さんとのことだった。 若いが達者な芸であった。この学校の放射能汚染で一時閉じられたこともあったとのことだった。  毎週続けられている官邸前抗議行動だが、こちらも再稼動の動きが出てくる中でも力強さを取り戻して行けるように思う。現在の形で維持しえているだけで十分なのであるが、紫陽花の季節に向かって行動は膨らみを増すと思う。その兆候を時折感じるが僕のこの判断は間違っていないと思う。 (三上治)

○4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  テント裁判も第6回目の口頭弁論に入ります。傍聴記などでお知らせの通り、5回目からは占有と占有人をめぐる問題に入ってきました。国側の選定した占有人は淵上太郎と正清太一の二人であるが、これがテントの実際とかけ離れたものであり、間違いであることは明瞭です。テントは多数の市民によって維持されてきたのです。 多数の市民の維持によって2年半もおろか、3年近くになろうとしているのです。この事態を二人の占有に帰せしめようとする国側の方針との対決の局面に裁判は入ります。これまでの5回と変わらず、6回目の口頭弁論にも多くのみなさんの参加をお願いします。

○映画『シロウオ~原発立地を断念させた町』上映会@阿佐ヶ谷  http://2011shinsai.info/node/5227  30年以上も前に原発の危険性に気付き「日高原発」の建設計画を断念させた 徳島県阿南市椿町、和歌山県日高町の住民たちにインタビューを重ねたドキュメ ンタリー映画です。 前売りの申し込み、お待ちしています! ■日時:2014年4月13日(日)  開場:13:20  上映:13:40~15:25  監督トーク:15:30~16:00頃 ■場所:杉並区立産業商工会館 http://www.suginami-ssk.com/?page_id=33  JR中央線阿佐ヶ谷駅より徒歩5分  丸の内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩3分 ●前売券1000円、当日券1300円 ★映画ダイジェスト版 http://youtu.be/FxL9ZYqRZNE ★映画公式HP http://www.kasako.com/eiga1.html 【主催】『シロウオ』上映プロジェクト(福島原発事故緊急会議)  前売り申込み先 shirouo.movie@gmail.com          080-3270-5897(矢部)、090-6146-8042(かいどう)

○4月16日(水)17時30分~19時30分(緊急院内集会) 参議院議員会館講堂 川内原発の火山リスクと再稼動審査 講演者 井村隆介(鹿児島大学大学院理工学研究所准教授:火山学) 主催:川内原発の火山リスクを考える集会実行委員会

○5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分~東電前  呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

テント日誌4月7日(月) 経産省前テントひろば940日目、商業用原発停止204日目

テント日誌 4月7日(月)
経産省前テントひろば940日目 商業用原発停止204日

 春の天候の不順と激しい風はもうお馴染のことになってしまったが、せめて桜が咲いている間くらいは穏やかな天気であって欲しいと願った。これもかなわなかった。春一番が吹いて春二番が吹くころに桜が咲き始める。そして春三番が桜を散らすとは山本健吉さんの「ことばの歳時記」にあるものだが、冷たい雨と強い風をこれが春三番かと思った。春四番と続いていくものらしが、テントに強風は最大の敵である。お手柔らかに願いたいものだ。それでも日一日と温かさも増し、凌ぎやすくはなってくるのだろう。テントでの泊りが変わった関係(僕の担当は火から木へ)で僕のテント日誌の発信日も変わる。  先週は月曜日にテントの花見《日比谷公園》があった。他にもいろいろ花見に誘われ楽しみにしていたのだが、春三番とやらにやられたらしくちょっと残念だった。テントはやがて1000日を迎えることになる。6月6日がその日だが6月8日(日)にはその記念の催しもある。国会は「集団自衛権行使の容認」を憲法解釈の変更で進めようとしているが、とんでもない話である。 アベノミクスとやらで大量の国家資金をばらまいて現在的な花見酒経済の演出の一方で、戦争を可能にする体制を構築しようとしている。戦後体制の脱却がその理念だが、これは戦後体制の反動的な否定《戦後体制否定=戦前体制の肯定》であり、戦後体制の肯定面(戦前体制の否定)を踏まえての否定《戦後体制の乗り越え》とは違う。それにしても、否定さるべき原発の存在は肯定して何故に戦後体制からの脱却なのだといいたいところだ。  時間の風化との闘いの中で脱原発―反原発の運動はよく頑張っていると思う。持久戦とはいうもののこれはかつて経験しなかったものであり、こういう時期は気分的に落ち込み、行動も鈍りがちになる。展望のなさや、先の見えないことが不安になりがちなのである。 これは自然なことであって、こういう時期はあるのだし、こういう時は意識的に行動するとかで対応するしかない。意識的に動いて見ると、意外なことが見えてくることもある。分からなくなったり、気分が落ち込んだら考えるのもいいが、動いて見るのもいいものなのだ。  一体、なぜにここまで、電力業界は原発に固執し、政府もまたそれを後押しするのか。原発が科学技術の社会化であり、後戻りの不可能なものだからか。彼らがこのような科学幻想に拠っているとはおもえない。こうした科学幻想は安全神話と共に崩壊したはずだ。だから、彼らは表だって原発保持―推進の主張を展開できない。陰湿な裏に回っての工作や情報の隠匿などでそれをやっているのだ。 汚染水の処理や放射能の被害の進行に対する情報を見ていてもすぐにこのことは分かる。僕は既得利害の問題であると考えてきた。それと矛盾することではないが、この根幹をなすのは電力会社(エネルギー産業)の独占体制と独占的支配があり、これと利害の一致する官僚体制(原子力ムラ―マフィア)があり、それに政治(集団や個人)が組んでおり、かつて政・財・官の癒着構造による支配があるのだ。 エネルギー産業の独占支配と体制にとって原発は不可欠な存在であり、その分散的な存在形態(地産地消型も含め)を彼らは恐れているのだ。独占は既得権益保持の最高形態だが、この解体を電力会社は恐れているのだ。独占は社会を腐らすのであり、腐敗の源泉になる。原発推進の腐った臭いが撒き散らされているのだ。 このことはずうっと前から言われていたことだが、それだけに現在の体制との持続的な闘いを要することだ。闘いは独占体制との政治的・社会的な闘いとしてあり、政治的の意志表示から、電力の独占に対する多様な抵抗を含む広範なものとしてある。これらは孤立した形で展開されているのが現実で、僕らは情報交換を通じての連帯をしながら、これを結んでいかなければならない。地域で集会と再生エネルギーなどの創出などが連帯し、お互いに元気づけられて行くべきだ。 テントのうちには色々にチラシが張ってあり、その動きが伝えられる。様々な場所での具体的で多様な闘いは孤立して見えても、現在の独占体制と支配の対する点で連関しているのであり、テントに張り出されているチラシなどを見る度にそんなことを思う。これを伝えられたらいいのだが、と思う。「伊方の家」に続いて「川内の家」もできた。そこからの情報だけでなく、いろいろの動きが伝えられたら、と思う。(三上治)

4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時) 13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)  テント裁判も第6回目の口頭弁論に入ります。傍聴記などでお知らせの通り、5回目からは占有と占有人をめぐる問題に入ってきました。国側の選定した占有人は淵上太郎と正清太一の二人であるが、これがテントの実際とかけ離れたものであり、間違いであることは明瞭です。テントは多数の市民によって維持されてきたのです。多数の市民の維持によって2年半もおろか、3年近くになろうとしているのです。この事態を二人の占有に帰せしめようとする国側の方針との対決の局面に裁判は入ります。これまでの5回と変わらず、6回目の口頭弁論にも多くのみなさんの参加をお願いします。

◇◇映画『シロウオ~原発立地を断念させた町』上映会@阿佐ヶ谷◇◇  http://2011shinsai.info/node/5227  30年以上も前に原発の危険性に気付き「日高原発」の建設計画を断念させた 徳島県阿南市椿町、和歌山県日高町の住民たちにインタビューを重ねたドキュメ ンタリー映画です。 前売りの申し込み、お待ちしています! ■日時:2014年4月13日(日)  開場:13:20  上映:13:40~15:25  監督トーク:15:30~16:00頃 ■場所:杉並区立産業商工会館 http://www.suginami-ssk.com/?page_id=33  JR中央線阿佐ヶ谷駅より徒歩5分  丸の内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩3分 ●前売券1000円、当日券1300円 ★映画ダイジェスト版 http://youtu.be/FxL9ZYqRZNE ★映画公式HP http://www.kasako.com/eiga1.html 【主催】『シロウオ』上映プロジェクト(福島原発事故緊急会議)  前売り申込み先 shirouo.movie@gmail.com          080-3270-5897(矢部)、090-6146-8042(かいどう)

 
 

再稼働阻止全国ネットワークから16日の抗議行動、17日の学習会の案内です。
1 抗議行動(4月16日昼、規制委前)
「九州電力川内原発再稼働やめろ
4.16規制委前抗議行動」
日時:4月16日(水)12時~13時
場所:六本木ファーストビル(原子力規制委員会入居)前
 (http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
 港区六本木1丁目9番9号 
 東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry  
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
 TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)
協力:原子力規制を監視する市民の会 
 http://kiseikanshishimin.jimdo.com/    @kanshi_chu


2 学習会(4月17日(木)夜、スペースたんぽぽ)
規制委の黒い本質を知る!
“再稼働推進機関”
規制委員会とどう闘うか!
危険な原発再稼働をさせないための学習会
日時:4月17日(木)19時~21時
場所:スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4階)
(水道橋または神保町から徒歩)
内容:
・原子力規制委総批判
・川内原発「優先審査」の怪?不当さ
・九電が隠していた!「原発敷地内まで及んだ火砕流」
・規制委との具体的戦い方について
話:天野恵一、木村雅英、柳田真
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry  
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
 TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク)
 

4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時)
13時東京地裁前抗議集会、4時第6回口頭弁論(103号法廷)、16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他) 
テント裁判も第6回目の口頭弁論に入ります。傍聴記などでお知らせの通り、5回目からは占有と占有人をめぐる問題に入ってきました。国側の選定した占有人は淵上太郎と正清太一の二人であるが、これがテントの実際とかけ離れたものであり、間違いであることは明瞭です。
テントは多数の市民によって維持されてきたのです。多数の市民の維持によって2年半もおろか、3年近くになろうとしているのです。この事態を二人の占有に帰せしめようとする国側の方針との対決の局面に裁判は入ります。これまでの5回と変わらず、6回目の口頭弁論にも多くのみなさんの参加をお願いします。