5月27日(日) 晴れ。汗ばむ程の暑さだが、初夏の風が心地よい。
今日は朝から、日比谷図書館のセミナールームを使って、大飯原発再稼働阻止、福井・全国集会へのバスツアーでの参加案内の発送作業。
朝から町内会の用事を済ませて遅れて正午頃到着すると、15人ほどが4つのテーブルに分かれて作業中。テントのメンバーにたんぽぽ舎からも加わって、盛り上がっている雰囲気である。
その後ツイッターデモに参加で2人抜けると入れ替わりに2人が新たに参加。賑やかな中でも、手を休めることなく作業ははかどり、午後2時半頃終了した。
この案内は、これまでテントを来訪された方々で、来訪者名簿に記入されているうち、住所のわかる方々への発送である。名前の1文字が不明の方にもそこが黒丸になって発送されているがその事情を斟酌いただいて、ご了解をお願いしておきたい。
呼びかけ文、福井県民会議の対応と大飯原発再稼働をめぐる状況、参加申し込み書と参加要
項、参加費用&カンパの振り込み用紙、たんぽぽ舎のチラシが同封されている。
29日にはテント全体会議、6月4日には討論・決起集会、9日は首相官邸ウォークと積み重ねながら、大結集を実現し、再稼働をあくまで阻止する福井・全国行動を大成功させたい。
( Y・T )
おおい総合運動公園テントより 27日 朝 5日め
「原発設置反対小浜市民の会」主催の福島の女性との交流会は、椎名さん、黒田さん、木田さん、森園さんなど福島の女性たちを初め、関西の活動家、東京のタンポポ舎の面面、プラント技術者の会そして、経済産業省前テントひろばからと多彩な支援活動集会ともなった。毎日新聞福井版27日朝刊で報道されている。
40人以上の参加者のなかには、中嶋哲演さんほか二人の僧侶の姿もあった。小浜市会議員、
元労組、元民主党員など政治家魂を失わぬ意気さかんな男性たちが、福島の女性たちの体験談
に聞き入り、3・11以降の事故・災害の真相に深く打たれた様子だった。福島の女性たちひとり、二時間でもたりない話術の持ち主たちだが、地元の原発依存のやむにやまれぬ民意を慮りそれぞれ饒舌を控えられた。
椎名さんは、かんしょおどりを能のパントマイムにふりを変え、自分を殺すように、伊達市の詩人、久間カズコさんのひばく詩を朗読された。米軍の兵士にも伝わるような芸能の可能性を考えさせられた。しかし、また泣いたのは、福島の女性たちこそだった。あの事故以前の美しい風土がここにあり、過去の自分がこどもたちが、そして男たちがここでよみがえるからだ。
本当に、夏の暑さの中で、冬の寒さを実感することはできない。さらに原子炉を実感で知ることは永遠に不可能だろう。
「もうひとつの住民説明会」に関しては、福井、朝日、毎日、読売で新聞報道されている。こちらはSさんがビデオ収録済み。五人の福島女性、朴さん小林さんのお話は、価千金でした。
あるおおい町男性はこう語っています。「原電への懐疑は村八分になりました。311から変わりましたが真実の生の声は重みが違います。事故の恐ろしさが実感できました」
さらに、翌月3日には、中沢新一、高橋源一郎などが、おおい民俗誌の重要性を訴えるフォーラムを小浜市で開きます。
また、槌田東大裁判の証人となった武田教授は、「おおい原発は震度7に耐えなくてはならず、目先の雇用問題にかかずらわっている場合ではない」というメッセージが福井新聞で報道されています。
おおいの未来は再稼働阻止からです。しかし、まだ多くの地元住民、ことにおおい町の人々は、関西電力の核開発推進派に抵抗できないようです。まだはじまったばかりです。おおいを宜しく!
(Q)
5月26日(土) 晴れ。
今朝は江田さんの事務所で目を覚ましました。昨夜、江田さん、渕上さんと共に福井再稼働
阻止の現地応援ツアーの呼び掛けの準備のため徹夜をしましたが、渕上さんとはチラシの印
刷をしながら多いに語り合い、テントの今を、そして今後の活動をゆっくり話し合う有意義な時
間を過ごす事ができました。
途中、印刷機の調子によって思いの外時間が掛かったのですが、まるで生き物のようにこ
ちらの気持を見透かすように安心していると止まってしまうのです(苦笑)
機械とは言え、印刷機ですら日頃のケアとメンテナンスをしっかりしていないとご機嫌を損ね
てしまうのですから、増してや原発など安全神話にあぐらをかくなど以ての外なのです。
午後からはチラシの折り込みです。テントメンバーのSさんのご厚意で、職場の三つ折り機を
お借りする手はずになっていたので、Sさんの車で出掛けました。こちらの機械は
メンテナンスが行届いているのか、作業はとってもスムースに2時間ほどで終えることが出来ま
した。機械にも愛が必要なのです!
Sさんありがとうございました。そして、職場の皆さんもご協力感謝致します。怪しげな僕にも
親しくご挨拶頂き、さすが、Sさんのお仲間と感心致しました。 ( F記 )
午後から「全ての原発の終焉をめざして」と題する加藤哲朗さんの講演会があった。「反原爆
と反原発の間」で、森滝市郎や水戸巌・久米三四郎・高木仁三郎等といった反核=反原発の
先駆者に比して、「原子力の平和利用」論に拘り続けた日本マルクス主義の思想的理論的陥
穽の切開と克服が語られていた。
残念ながら途中からの参加で肝心のところを聞くことができなかったが、第2部で、テントひろ
ば淵上代表やたんぽぽ舎柳田氏が現在の運動の状況・歴史的位置・直面する課題について
報した。予定されていた福島からの椎名さんの報告・訴えは、大飯での「もう一つの住民説明
会」への出席で取りやめとなった。
その大飯と「もう一つの住民説明会」がまだ継続中に電話がつながり、様子を聞く。その後、た
て続けに椎名さん、京都・大阪の友人と電話で様子を聞く。
70名程の予定で資料を用意していたのが、140名の参加だったそうだ。おおい町の人たちの
参加は30名弱。小浜の人たちあわせて40名程とか。福井県内ということではさらに多い。県外
からも関西を中心に、東京からもたくさんの人が参加。ネットで知って参加された方も相当であっ
たそうだ。多くの人の目が大飯に注がれている。
やはり、福島の女性たちの話は地元の人たちの胸に迫るものがあり、涙しながら聞き入ってい
たそうだ。会場からの発言はすべて地元の人たちからで、最後のお寺の住職さんの涙ながらの
訴えは圧巻だったいう。
1週間弱での急な準備で、しかも当初の会館使用が「福島の人の講演」ということで拒否される
という困難を乗り越えた中での成功だけに、若狭に一つの希望の灯がともった、と感じられる。
26日の説明会に先立って、25日にはおおい町役場に町長宛の要望書をもって、福島の女性
4人を先頭に、関西、首都圏の市民が20名ほどが訪れ、対応した企画課の課長に福島の女性
達が福島とおおい町への想いを話したそうだ。
なかでも富岡町から避難されている木田さんの話は胸に迫り、参加者は涙を抑えることができ
ず、対応した課長の目も潤んでいたそうである。
木田さんは町長宅にも訴えに行かれており、そのとき出てきた夫人は木田さんの話を聞いて涙
を流し、「私はどうしたらいいのか」と言っていたということも付け加えておきたい。 ( Y・T )
5月25日(金) 曇り一時雨
今日の午後、パレスチナのライラ・ハリドさんがテントを来訪。かつてパレスチナの英雄として
パレスチナの民衆から慕われ、今もパレスチナ民族評議会議員、同女性同盟議長として活動
されているライラ・ハリドさんは、意外にも気さくなおばさんであった。淵上テントひろば代表と
足立正生さんの通訳で懇談。
そういえば最近の新聞で、イスラエルに囚われているパレスチナの人たちが監獄で1000人
を超える規模でハンストを展開し、最長70日間、死者まで出ており、それ故イスラエル当局は
釈放に応じている、というようなことが報じられていた。テントの集団ハンスト行動と比すれば、
想像を絶する闘いである。パレスチナでは日常的にシットインの闘いが展開されているが、イ
スラエルの弾圧のために、とてもテントを張るどころではない、ということであった。
ライラさんからはアラブのマフラー「ハッタ」をいただき、テントからは鯉のぼりを差し上げる。
何度か報じているように、福井から呼びかけられる大飯原発再稼働絶対反対全国集会に、テ
ントひろばは再稼働に反対するすべての人々に呼びかけて全力で参加することを決定している。
その呼びかけ文が作成され、参加申込書及び参加要項、振り込み用紙とともに近日全国発送
の予定である。
6月16日もしくは17日(開催日時・場所は5月29日の現地実行委員会で最終決定)の全国集
会に対して、15日もしくは16日夜出発のバスツァーで参加すること、そして若い人達が1人でも
多く参加できるよう往復のバス料金が3000円であること、テントひろばが若干の負担をすること
は前提として、多少とも余裕のある方、また参加できない方にカンパをお願いすることが訴えられ
ている。なんとかたくさんの人たちでもって参加したいものだ。
昨日のテント日誌で、大飯の民宿での福島の女性達と地元の人たちとの交流について報告し
たが、実は、地元の人たちの中には、かって70年代に原発建設反対運動を闘われたもう80歳
近い方もおられたということを追加しておきたい。
反対運動が抑え込まれた後、原発反対運動は絶滅して数十年といわれてきた大飯町で、沈黙
を余儀なくされながら風雪に耐えてこられて、年老いて今再び頭を上げられているということを聞
くと、本当に感慨深いものがある。5・26の試みはそのように深く大飯の中に染み込んでいるのだ。
福井市では、連日のように各県議と「住民と県議の意見を聞き合う会」が数十人の参加で行わ
れているそうだ。 ( Y・T )
大飯町に行っているQさんからの報告が届く。
こちら、電事連原発推進派、メガバンク、年収増加を期す原発関連労組、核燃料などによる軍
拡派が、おおい原発再稼働をもくろみ、「もうひとつの住民説明会」の会場貸出を福島の人々の
招請などの理由から突然拒否したことに抗議、拒否された予定会場の中にテントを張っています。
これで4日めとなります。おとといからは、おおい町議会議長宅に、Uんは街頭宣伝車とトラメガで
おしかけ辞意を迫った。昨日も大阪からきたミュージシャンと出かけて、夕刻、小浜市での前段集
会で、タンポポ舎からかけつけたTさんから辞意表明の報を聞いた。ひとしれず働くひとのことは
報道されないものですね。とりあえず、おおい町総合運動公園より (Q)
(註)大飯町議会議長は、あの全員協の後の記者会見のあまりの酷さ(ユーチューブで流された)
に抗議が殺到し、町役場内、町議員の間からも批判が出、再稼働同意問題が一段落したら
議長を辞任すると示唆した、というもの。
5月24日(木) 晴れ
昼にテントに着くと、山羊に可愛い荷台を引かせた老夫妻がいた。山羊は生後1年半だそうだ。
その山羊が荷台に奥さんを引いて歩いている。荷台には脱原発と書かれている。とても微笑まし
い感じで、テントのメンバーもみんな外に出て見ていた。
それに続いて今度は年配の女性が来訪。核燃サイクルを止めさせようと、経産省至言エネル
ギー庁に抗議したいという。折から原子力委員会の核燃サイクル小委員会をめぐって、委員長・
事務局・電力業界・エネ庁が癒着し、裏で推進の密議と報告書案書き換えを繰り返していたこと
が暴露されている。
核燃サイクルを止めれば、原発は止まる、ということで、女性2人がテントのマイクでもって経産
省正門前でアピール行動。
今日は初夏の陽気で汗ばむほどだが、カラリとして、テントの前に立つと気持ちがいい。そのせ
いというわけでもないだろうが、テントの前は多くの人が座り込み、賑やかである。
22日に福井県民会議が幹事会で、6月16日もしくは17日に大飯眼発再稼働反対の福井・全
国大集会を開催することを決定し、いずれその呼びかけが全国に向けて発せられるそうだ。テン
トとしても首都圏及び全国の人々に福井への総結集を呼びかけ、とくに首都圏の人々には共同
のバスツァーでの参加(誰もが参加できる費用での)を呼びかける予定である。
以前に福岡の人々からのメールが送られてきたが、そこに全国の原発現地の分断と各個撃破
を許さず、大飯原発再稼働阻止のために「全国を一つにした闘い」ということが訴えられていた。
いよいよそれを現実のものとする時が訪れようとしている。
翌朝、大飯に行っている椎名さんから電話があった。24日の夜、民宿の宿に地元の人たちが
来訪され、福島の女性達と懇談したそうだ。26日の「もう一つの住民説明会」を地元で担っておら
れるMさんご夫妻、町議会全員協で1人反対を表明された猿橋町議、サンデー毎日のルポ記事
で、明確な発言をされていた森下さん等々、6人程だったそうだが、皆さん一様に福島の話には
驚かれたそうである。とくに富岡町から避難されている木田さんの話は深い衝撃と驚きだったそ
うで、それをみんなに伝えねば、と仰っていたという。
5・26がおおい町の中に新しいうねりが生まれていく起点となるように祈りたい。きっと戸別訪問
でのポスティングと対話活動が精力的に取り組まれていることだろう。
尚、25日は小浜で、中嶌哲演さんが用意されている集まりで椎名さん達が話すそうだ。
( Y・T )
★テント全体会議 5月29日(火) 午後7時~9時半 日比谷図書館内会議室
・6月16or17日の福井・全国集会へのバスツァーでの参加と組織化について
・テントの体制の再構築について
是非、多くの方の参加を!
昨日は一日雨に降りこめられていた。風情としては嫌いではないといってもやっぱり鬱陶しい。
今日は晴れていて風が肌にここちよい。テント前の椅子に座って眺めていると、緑に包まれて先
に頭だけ出した国会議事堂も見える。案外と緑の多い霞ヶ関のほんの向こうが永田町であり国会が
あるのだ。となりに座わっている人がビラをくれた。共謀罪や国家秘密保護法、また暴力団対策法」
改訂などのものである。国会で審議されているものとしては消費増税が主たるものであって、これ
らについてはあまり伝わってこない。共謀罪については野田首相が5月の創設と国際公約をしている
のだが、審議はどうなっている(?)のだろうか。暴力団対策法案改訂の動きは(?)
ここの霞ヶ関から国会は目と鼻の先であるが、ここから見ていても国会は遠い距離にある。以前に、
国会前に座り込みをしていた時は、道を一つ挟んだだけなのに距離の遠さを感じていた。これは空間的」
な距離ではない。国会で展開されている政治(国会意志の決定をめぐる行為)が、僕らの政治的意志と
あまりにもかけ離れているということだ。この霞が関にテントひろばを作りながら、僕らが意識してき
たのもこのことだった。この乖離を埋め、政治的な課題の議論が接近できるのは可能か、という問いか
けを発し、それを模索してきたのだ。原発再稼働問題は政府が国家意志の名において簡単に意志決定す
ることを許さない、ということであったし、それに反対する国民の意志を無視できない状況を作り出し
た。今後のことはともかく、一つの局面としてそれを生みだした。そうであれば、国会の中で動いてい
る他の法案をめぐる問題ではどうなのだろうか。ビラを読みながらそんなことを考えた。
再稼働をめぐるさしあたっての焦点の一つは福井や関西圏にある。そこ移りつつある。これについて
はおおい町の「住民説明会」(5月26日開催)や6月16日か17日かの福井集会として伝えられて
いる。福井現地の動きを全国的に包む形での展開の他方で、このテントひろばはある種の持久戦に入る。
テントひろばは存続すること自身で一つの役割を持つがこれは結構大変なことだとも思う。一見する
と穏やかで、淡々として過ぎゆく日々の中で、持久戦的な闘いをすることは、自己問答をし、国家意志
と国民意志の乖離を埋める事を自分(想像力)の中で模索することである。僕らの日々の行動をこの側
面から支えることにほかならないが。これが現在の政治的行為とも言えるし、その難しさだとも言える。
禅問答のようなことをしていすに座っていた一日だった。(M/O)
5月22日(火) 終日雨 気温は3月のように低い。
朝、深夜に入っていたメールを確認する。福井の原子力安全専門委員会の審議は疑問点や批判点
が噴出し、審議は継続となったようだ。報告書の提出は簡単にはメドのたたない状態のようだ。そして
時岡おおい町長は月内に結論を出すとしていた態度を、月内は無理へと変更したようだ。野田政権の
タイムスケジュールは福井の地で1歩崩れ始めた。気を緩めることなく、福井の安全専門委員会、知
事、おおい町長に、TEL、FAX、メールを集中しようと呼びかけられている。
午後、テントに5人の男女若者たちのグループがテントに来訪。それぞれ働きながらどこかの劇団に
所属して時々上野の喫茶店でステージに立って反原発の歌を歌っているそうだ。テントに行ってみたい
ということで、テントを知る女性に連れてきてもらったという。30歳前後だそうである。1人1人の原発問
題との出会いや現在の思いなどを聞いていたが、その中の1人の話は衝撃的だった。
北海道で中学卒業後塗装工となった彼は、16歳の未成年の時から六ヶ所村の再処理工場に4次
下請けで派遣されて働いていたそうだ。放射線防護の方策は全く無しに。そしてその後も福島第1・2
原発で働いていたという。そこで彼が話した内容は「原発ジプシー」そのものであった。彼がそれを離
れたのは、被曝がヒロシマ・ナガサキの被爆とつながっていることを知ったからであったとか・・・。
そういう過去を背負いながら、彼らは元気よく反原発の歌を何曲か歌った。今度、天気のいい時はテ
ントの前でライブをやろうと約束した。
夜の運営会議で、福島から呼びかけられる6月中旬の福井・全国行動に向けての取り組みが議論
された。昨年の野田政権の「事故収束宣言」から一気に激しさを増した大飯原発再稼働をめぐる攻防
が、ギリギリの正念場を迎えている中で、これまでテントにつながった全国の人々に呼びかけて、福井
・全国行動に総結集すること、テントからはバスを連ねて参加することが確認された。
テント防衛体制の強化に取り組みながら、6月中旬の福井・全国行動への準備を進めること、この
ためのテントへの結集を呼びかけたい。 ( Y・T )
★当面の予定
・5/26(土) 大飯現地での「もう一つの住民説明会」 13時〜16時 あみーシャン大飯
ふれあいホール
・5/27(日) 福井・全国行動参加への呼びかけ 全国発信作業 10時〜17時
日比谷図書館4F
・5/29(火) テント全体会議 19時〜21時 日比谷図書館
※(テント日誌5/21の文責が抜け落ちていました。Y・Tでした。)
5月21日(月) 曇り
今日、午後、原発推進派右翼団体がテントに襲来した。以前にも何回か来て、テントを揺さぶっ
たりしてきた団体である。この日は街宣車4台を歩道に乗り上げテントの間近に向け(1時間以上
もその状態)、テントを揺さぶったり、テントのロープをカッターで切ったり、外の椅子をテントに投
げ込んだり、あげくはテントの上に乗ったり。横断幕や鯉のぼりのロープを引きちぎり、ついでに
経産省設置のものも引きちぎっている。
警察はその間、長い間傍観の態度。歩道に街宣車が1時間以上も乗り上げているのを黙認し、
暴行、器物損壊がなされているのも黙認状態。この右翼団体の行為は警察公認の下になされて
いるのか!と目撃していた人は感じたに違いない。
テントとして、このような警察の態度に早急に厳重な抗議を申し入れることを確認。
集団ハンスト行動が大きなうねりを創り、大飯原発再稼働問題がいよいよ煮詰まり、緊迫してい
るこの時期の故にこそ、推進派右翼団体は苛立ち、テントへの攻撃が高まっている。テント防衛
を強化しながら、福井・全国行動の準備を進めていくことが求められている。
福井の地元の人たちと関西の人たちの協働でもって準備されてきた、「もう一つの住民説明会」
の動きが本格化してきた。福島の女性達とおおい町民との対話・交流がその柱であるが、福島の
女性達が続々とその参加を表明しているそうだ。
テントからも、男性・女性合わせて数名が、24日から戸別訪問・チラシ入れ活動に参加する。
5・26で、大飯・福井と福島と関西と東京のつながりがしっかりとできていくことを期待したい。
以下は5・26「もう一つの住民説明会」への趣旨説明と、配布された第1弾のチラシです。
夏が近付くに連れ、大飯原発再稼働の緊張が高まっています。
立地自治体であるおおい町は、原発や再稼働に対して疑問や不安を抱きながらも、原発について
町の人同士が話すことすら難しい状況です。
しかし、この間の、美浜の会やグリーン・アクションをはじめ、様々な団体・個人の働きかけで、少し
ずつ住民の方自身が声をあげようとしています。
この住民の方たちの気持ちに寄り添うため、私たちは今週の土曜日、町の方たちと一緒におおい
町のこれからを考え、話し合う【もうひとつの「住民説明会」】を開催致します。
福島原発の立地自治体であった富岡町のご出身で、現在水戸市に避難しておられる木田さんを
はじめ、3.11を体験した福島の女性たちのお話を通じて、原子力発電所について共に考えたいと思
います。
また、住民の方々が最も不安を感じている「経済・雇用」、そして「原発・放射能」について、質問や
相談をして頂けるように、経済と原子力の専門家も同行します。
5/24・25は、福島の女性たちやボランティアの学生たちと一緒におおい町でチラシを配布し、参加を
呼びかけるとともに、住民の方との対話を試みたいと考えております。
もうひとつの住民説明会・相談会(代表/長谷川羽衣子)
もうひとつの「住民説明会」
~一緒に考えたい。話したい。おおい町のこれから~
■日時:5月26日(土) 13時~16時 ■入場無料
■場所:あみーシャン大飯 ふれあいホール
〒919-2111 福井県大飯郡 おおい町本郷82-14/TEL 0770-77-3410
<福島のおはなし>
震災と原子力発電所の事故を経験した福島の女性たち。事故が起きる前と起きた後、生活はどう
変わったのか。今も続く問題など、体験をもとに話して頂きます。
不安に感じていること、悩んでいることを話し合い、一緒におおい町のこれからを考えませんか?
☆木田 節子 さん…3.11以前は福島原発立地自治体である富岡町在住。現在は水戸市へ避難中。
☆陶山三枝子さん…福島県福島市在住。野菜カフェ「はもる」の店長。
☆黒田 節子 さん…福島県郡山市在住。長年、保育士として子どもたちと接してきた。
☆椎名千恵子さん…宮城県で13年間自給自足生活のかたわら民宿を経営。現在福島市在住。
<経済や雇用のこと、一緒に考えませんか?>
原子力発電所がなくなったら、経済や雇用はどうなるの?
こんな疑問や不安、ありませんか?経済の専門家、原子力の専門家が、みなさんの疑問に寄り添
い、一緒におおい町の経済や雇用の問題、そしてこれからのビジョンを考えます。ぜひ、何でも質
問して下さい。
☆朴勝俊(関西学院大学)…経済の専門家。脱原発を決めたドイツやの事情に詳しく、原子力発電
所がある自治体の経済や雇用をどうしていったら良いのか、一緒に考えます。
☆小林圭二(元京大原子炉実験所)…原子力技術の専門家。原子力発電所や放射能に関する疑
問や不安、何でも聞いて下さい。
この日は、代々木公園(渋谷)で開かれたデモに参加し、私用を済ませてから、20時少し前に
テントに着いた。一週間前は、この時間帯のテントの外はすでに寒く、中に入っていたが、まだ
数人がテントの前のパイプ椅子に座って談笑をしていた。後から来た方が、「ビアガーデンでも
出したいような陽気」と仰っていたが、暑くもなく、寒くもなく、ちょうどよい気候。その後、
テントの外では、22時くらいまで談笑が続いていた。
テントの中に入り、中にいらした受付担当のKさんに、昼間の状況を確認すると、16時頃に排外主義者の団体が、大勢でやって来たらしい。この日、排外主義者の団体が日比谷公園をゴールにしてデモを開催したようで、参加者がそのままテントへやって来たようだ。 あらかじめ情報を得ていた警官隊が警備にあたってくれたらしいが、テントを揺らしたり、隙間からテントの中を覗き込んだりして、執拗に嫌がらせを繰り返したという事だった。「市民団体」の言論の自由は認めるが、今後は、物を壊したり、けが人が出るような様な事はやらないでもらいたい。 暫くすると、足立区で開催されたチェルノブイリ法の制定に携わられたアレクサンドル・ヴェリキンさんの講演会に参加された方が、テントに寄って下さり、講演内容について話をうかがった。 ベラルーシでは、国家の強力なリーダーシップの下、国民への補償、健康への影響への配慮、生活インフラへのケアが行われ、成功しているという事であった。「福島の人達への補償の実現」「子供達を放射能から守る」も「原発即時停止」「全ての原発を廃炉に」とともにテントひろばが掲げた重要なテーマである。テントひろばにとって、当面は、「再稼働阻止」が最も重要なテーマとなると思うが、日本でもチェルノブイリ法を参考にして、「福島法(日本版チェルノブイリ法)」が制定されるよう後押しをしてもらいたい。 5月14日(月)に大飯町の全体協議会が、政府が発表した大飯原発の安全性を認めてから、急遽呼び掛けて金曜日に開催された官邸前抗議集会には、1000人以上が参加していた。おそらく、初めて参加された方もたくさんいらっしゃったと思う。土曜日に参加した茅ヶ崎のデモ、この日参加した渋谷のデモは、いつも以上に沿道にいらした皆さんが手を振って下さり、茅ヶ崎では、「ありがとう」という嬉しい声援も送っていただいた。渋谷のデモはスタート時点では、いつもと比べてあまり人数が多く無いという印象を受けたが、最後まで参加された方に話を聞くと、途中から多くの人が加わり、デモの最後には最終的に倍くらいの人数になっていたという事だった。 この週末に参加した「脱原発」の抗議集会、デモでは、自ら行動を起こされる方、我々の主張に共感して、応援して下さる方が着実に増えていると言う印象を受けた。 これから、原発の再稼働を巡り、現地と東京の攻防が激しくなる事が想定されるが、我々が掲げた「原発の即時停止」「全ての原発を廃炉に」「福島の人達への補償の実現」「子供達を放射能から守る」という目標が実現出来るよう、市民の民主的な運動として、テントひろばの特性を生かしながら、活動していきたいと思う。 (Toku-san)月曜の朝 長野から来た方と座り込んで死刑囚の再審請求の話などをしていると、立ち止まって金環日食を眺める女性、専用メガネを見せ、まずメガネで下を見た後太陽を眺めるように教えてメガネを置いて足早に出勤される。私もテントで用意した専用メガネを取り出して眺めるが雲がかかってくっきりは観えない。通りがかりの方にもメガネをお貸しする。満足した男性は頑張ってくださいと言い残して足早に立ち去る。何度も観ていると丸い太陽の前に月影が右上から左下に移動していく。 危険な原発は止めて太陽エネルギーをもっと上手に活用したい。8時過ぎには、男性が記名して関電の株主総会のことを尋ねる。経産省のMさんがいつものチェックをし、さらに前日の招かれざる客来訪の様子を聞かれる。 今週も、原子力委員会、原子力安全委員会(臨時会議)、保安院の意見聴取会等の傍聴行動の予定ががビッシリ。 (K.M)
今日はこのところ吹いていた強い風も止んで、晴れ上がった穏やかな一日となりました。そん
な中、京都・同志社大学の学生二人がテントを訪れました。
彼らは先日、大飯原発監視テントにも立ち寄ったそうで、東京に帰ったYoさんと再会すること
になり、Yoさんもテント訪問に感激し、また福井・おおい町でまたまた会おうと約束をしていま
した。こうやってテントが触媒になって全国の方々と繋がっていく。
昼過ぎ、ほぼ毎日テント前を通る車が通りかかりました。その車とは銀座の超有名すし店「久
兵衛」のものです。その車のボディを見ると・・・何と!『東電の値上げ、当然? 私(久兵衛)は
値上げに反対します』と有るではないですか。気付いたテントの方が三人、拍手で見送りました。
昨日は某おせんべいやさんがボルボの大きなトラックを経産省正門前に横付けしてました。この
おせんべいやさんは財務省への抗議で有名な会社ですが、どなたでも物を申すのは大切なこと。表
現の自由は尊重されるべきです。
とは言ってもこのところやって来る勘違いな連中には困ってしまうものです。昨日は経産省にあ
る団体が署名の提出をしていましたが、それに合わせて沢山の公安がその様子を見張っていました。
終わって公安もテント前からいなくなったかと思ったら、今度はこの困った人たちです。経産省が
事前に連絡をしてるかのようなタイミングですが、この人たちには取り合わないのが一番の対応策
だと思っています。
それにしても本当に今日は平穏な空気がテント、霞ヶ関を包んでいます。空に爽やかな風に乗っ
て鯉のぼりがはためいている中、第二テントでは女性たちが先日大掃除をした後始末をしながら談
笑を。最近、石川県から引っ越してきたS・KさんがMさんやテント訪問者と笑顔で話しをしながらの
作業です。S・Kさんは福島の女性たちのお役に立ちたいと上京し、今は第二テントの担当者として
大切な若い力となっています。
名古屋からは大学で学生達に教えているという女性。授業では、本来の自分のテーマより、原発
問題を話す方が、学生の関心が俄然活発になるとの話も。
夜になって、そんなまったりとした雰囲気を破ったのが、岐阜からお見えになった「近藤ゆり子」
さんです。もうテントに近づく前から大きな声で挨拶が始まり、テントに入ると一気に賑やかに。
彼女は以前からテントのメンバーとは懇意にしていて、多くの活動(長良川市民学習会等々)をされ
ている方です。今日は福井県・水晶浜から飛ばした風船による風向き調査の報告(ビラ、地図)をお
持ち下さいました。それはとても貴重なものでしたので後日、画像アップを致します。ご期待下さい。
そんな穏やかな一日が終わり、夜もふけたところで、今夜の泊番の皆さんが三々五々集まったの
で帰宅することにしましたが、長野からTさんという支援者がいらっしゃいました。今日も沢山の方
がテントを通じて繋がっています。
そして!明日は群馬県・渋川へ福島支援の援農にEさん他5名で向かいます。東京と群馬と福島の
「つながり」の橋渡しをするために。 ( F記 )
5月18日(金)晴れ、だが風は強い。今日は10時から、昨年3月から東電前アクションの
活動をしているSさんの裁判を傍聴にいきました。何人ものテント仲間が行く中、丸の内署だけ
でなく本庁と思われる公安が多く警備する中で63名(僕は64と裁判所職員から聞いたような)の
希望者が訪れ、37名が入廷出来ました。恐らくその中には仲間以外の者もいたと思われますが
よく分かりません。そもそも大きな法廷を用意すべきと皆が思ったのです。僕は傍聴に当選し支
援の会の計らいを受け法廷に入ることが出来ました。
Sさんは前髪をちょんまげのように結び、思いのほか血色も良く元気な姿で座っていました。
それが嬉しく、公判途中によく読み取れなかったのですが、「皆さん、ご支援ありがとう」とか
「解放」と書いたメモをこちらにかざし、職員から制止を受ける場面が何度もあり、相変わらず
血気盛んな様子でした。
時折目が会うときの会釈しながらの笑顔には闘い続ける強い意思を漲らせていました。法廷の
ドアが開く度に、傍聴出来なかった支援者の抗議の声が聞こえ、彼もそれに応えて感謝の気持ち
を表していました。およそ二時間で終了し、その後弁護士会館で報告集会が行われましたが、そ
こでもその声についての話題が話されました。ともかく今は一日も早い解放を願うばかりです。
( F記 )
『市民による説明・討論会』応援ツアー(福井県・おおい町)が、テントひろば、たんぽぽ舎など
で呼びかけられている。この集会は、大飯町の人々への情報が、政権や関電に傾きすぎぬよう脱
原発運動グループによるフォーラムを開催し、おおい町で各戸別に語り合う契機を作りだすこと
にある。この日から、関西一円の代表たちとの情報交換が激しさを増した。
痛ましい逆境、不幸を乗り越えて、私心を捨てて、日本国内は言うに及ばず、海外へも、福島
県の東電原発工場事故のもたらしたものを伝えに駆けずりまわっている人々に、さらに、いよい
よ、おおい町に入ってもらい御当地で語り合いの場を創る人々への呼びかけ、スケジュール調整
などが始まった。中島哲円僧正、京大原研、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」
など、など。
ところが、26日に予定されている説明・講演会の会場の受付役員が、いったん許可した集会場
使用を、「福島の人の講演」を理由に拒否する暴挙を冒した。この使用申請をした現地アクショ
ンの人たちからメールが入り、この集会をやりぬいてみせる、との固い決意表明だった。
この日、5・15沖縄現地集会に参加していた椎名さんが戻られ、こしかた、ゆくすえ、テント
ひろばのみなと打ち合わせ、また別の講演会に夕刻出かけられた。その間、経産省へ再稼働停止
の陳情団20人ほどが官僚たちと面会して、要請文を読み上げた。官僚は「そういう国民の怒りは
そこのテントが代表して存在している」と言ったそうである。
さらに、原子力大臣の京都・滋賀県への説得工作も19日に急遽されるとの情報や来週には4閣
僚会議が県知事を東京に呼んで開催されるとの情報も入った。週明け月曜日から、めまぐるしい
再稼働への諸手続き、調整がされるみこみだ。
夜、金曜日恒例の、首都圏反原発連合有志主催の首相官邸前抗議行動が催され、1000人の人々
が集まった。同時に、スペースたんぽぽでは、反原発の最長トップランナーの槌田敦さんが、東
電の歴代社長を刑事告訴した理由について、るる語られた。
聴衆の一人、福島からいらしていた森園和重さんは、福島の活動家だけがなぜ孤独な闘いに追
い込まれ、八面六臂の休みない活動をしいられるのか、具体的に説明、切々と訴えるそのさなか、
涙で何度も言葉をさえぎられていた。
とくに印象深かったのは、福島県を中心に、医学界、財界、産業界、学界、メディア等々が、
「安全・安心キャンペーン」を猛然としていることで、地産地消イデオロギーまで、福島県に投
入され、危険な食物を食べさせられている、ということでした。大本営発表情報しかなかった戦
時体制とそっくりです。
福井県おおい町では、「原発さまさま」キャンペーンです。節電要請をするぐらいなら、こう
した原発推進キャンペーン、反対派弾圧警備・情報収集の資金を節約するのが、正しい道筋です。
電力会社の原発推進派、核武装派の傀儡政治屋・御用学者・広告宣伝メディア・はては、文科省
の教科書・副読本などの悪宣伝費用こそ節約するのが先でしょう。エネルギー経営のために湯水
のごとく、金を浪費・乱用する東電・関電の電気など所詮、使いたくはないのです。
東京テントひろばをかすがいとして、あらゆる再稼働の前線と福島の人々を結びつける活動を
一刻も速く、さらに充実しなければならない。福井県県庁では、包囲行動、県庁前テントひろば
が、要請されている。おおい町では、時岡町長への再稼働拒否要請、町議会新谷議長への抗議行
動が実践されている。この一週間が、正念場ともいえる。今までしてきたこと、考えてきたこと
を、集約して、取り組みましょう! (Q記)